脳は賢い?フォームは正しく

空手道武現塾の石塚克宏です。

今日はシャルム西千葉教室。1人休みなので3人での稽古。しかし、子供の元気のスタミナは無尽蔵。試しに私が鬼ごっこの鬼をやってみました。当たり前ですが私の方が先にスタミナ切れ”(-“”-)” 子供は楽しい事にはリミッターが無いです(^^♪

勿論、時間になったら通常の稽古を行いました。一つずつ、少しずつ悪い箇所を直して行きます。それが直って行くとニッコリ笑顔になってくれて私も嬉しいです。

さて、タイトルの件です。下記の動画を見てくれれば良いのですが簡単に説明します。脳は賢いので一度体験すると覚えます。

例えば60㎏のバーベルでのベンチプレスをやってるとします。次に70㎏にしてやろうとします。片方に5㎏ずつ付け足します。しかし、片方を付けて何かの用事や会話などでその場を離れて忘れてしまって、もう片方の5㎏を付け忘れてしまったというのはトレーニングでは「あるある」なのです。すると、当然「あれ?」となります。片方だけ5㎏重いのでバーが斜めに上がります。付け直して70㎏にします。正常です。「真っ直ぐ上げて下さい。」と言ってもまず間違いなく片方が重いと脳が認識しているので真っ直ぐ上がらないのです。
ですので空手でも悪いフォームで稽古をするとそれが脳が覚えてしまうのです。だから、丁寧にやれ、と私や山本君は言っているのです。しかし、我々の言葉は子供達には届かず”(-“”-)” やれやれですが頑張ります。

4スタンス理論が各スポーツ紙で紹介!

空手道武現塾の石塚克宏です。今日は稽古がお休み。

私は身体操作理論、レッシュ理論(4スタンス理論)を学んでマスター級トレーナーの資格を取得しております。まだまだ勉強中ですけどね。

その4スタンス理論が本日の各スポーツ紙で紹介されました。

4スタンス理論とは人の基本的な動きは4つある、というものです。提唱者の廣戸先生はオリンピック強化スタッフにもなっています。

その4スタンス理論を空手に落とし込んで教えていますが4スタンス理論は魔法ではありません。知っていると遠回りしなくて良いとか、身体がスムーズに動いてちょっとお得だな、身体に負担が掛かりにくく怪我をかなり防げるという感じです。


当たり前ですがタイプとか関係なく基本的な事が出来ていないと成長は望めません。例えば中段突きをする時に頭がぶれる、とか防御の際に中段回し蹴りを両方の手の平で受けるとかはどのタイプでもやってはいけない事です。少年部には基本的な事を教えて行きます。上級生など考える力も出てきた子や一般部の人にはタイプをチェックして引き算的に教えます。4スタンス理論とは最初に教える時に「こうしなければならない。」ではありません。「その動きはあなたには合っていないので止めた方が良い。」と言う感じです。

先週の金曜日の一般部に志村 リョウ君が稽古していて相談されました。部活の友達に言われたそうです。「お前のスクワットは間違っている。お尻を後ろに突き出すようにして胸を張ってしゃがんでやるのが正しいスクワットなんだ。」と。まあ、スポーツクラブなどで正しいスクワットと言われているフォームですね。このフォームは厳密に言うとA2タイプのスクワット。

志村君はBタイプ。厳密にはB1タイプっぽいです。パワーリフティングの74キロ級の世界チャンピオンのオレッグ選手(スクワットの記録は365㎏)と同じタイプです。ですので自然とオレッグ選手と似たようなスクワットフォームになります(志村君の友達に言わせれば間違ったフォーム)。そこで膝を前に出し過ぎないように、など基本的な事を教えて友達の言うフォームは無視するように伝えました。恐らく、経験の浅い先生や指導者は同じ過ち、つまり型にキッチリはめ込んだ一つのフォームを教える可能性があると思います。

フォームを教える時は全タイプ共通の絶対的な基本的な事を教えて本人のやりやすいようにやらせるのが最初は良いと思います。一流の人ほど自分の身体に敏感です。このフォームがやり易い、これは気持ちが悪い、このフォームはケガするな、とかを感じて自分のフォームを作り上げて行きます。
まずは基本的な稽古。野球で言えばバットの素振りシャドーピッチング。空手だったら基本稽古などの空蹴りやランニング。出来る事は色々とあると思います。頑張りましょう~(^^♪

大事な事

空手道武現塾の石塚克宏です。

今日は穴川コミュニティーセンターでの少年空手教室から。
下記の写真は家での宿題にしている空蹴り。やっている子は綺麗に出来ます。競技でしたら何でもそうですが大事な事はフォームです。それがある程度出来てからタイミングだ、パワーだ、スピードだとなって行きます。少し前まで家で空蹴りをやっていたと言う齋藤仁太君は綺麗に出来ていますね。けど、最近はやっていなとか(-。-)y-゜゜゜ やり続けろよ(^_-)-☆

組手の時間は多くしました。試合直前ですからね。

よそ見するなよ~

一般部は武田さんと栗山さん。二人だけでも来てくれるだけでも稽古が出来るのでありがたいです。欲を言えばもっと多くの人に来て欲しいですけどね。今日は体幹部を回旋する際に肩甲骨を意識するか、首幅での回転での意識かを説明しました。フォーム作りでどのように意識を置くかは大事な事です。その違いを分かって貰えたので稽古に活かせました。良かったです。