セッティングと協応性

空手道武現塾の石塚克宏です。

今日はJR稲毛駅前のスタジオアドバンスでの稽古。

審査も近いので気合いが入っています。普段は闘志を余り表に出さないラムゼイ君。クララちゃんと共に審査会後の練習試合(ワンマッチ)に出てみたい、と。先日、千葉のポートアリーナで他流派の試合を見たらやりたくなったとか。そうなんです。試合を見るとやりたくなる人はかなりいます。そこで2部の子に10月13日に錦糸町で行われる河井翔太郎君らが出場する大会に見学に行かないか?と聞いたら、いつもニコニコしていて闘争心とは無縁とも思える田所タイガ君が一早く名乗り出ました。おお!その気持ちが次へのステップとなります。

さて、タイトルの件です。今日の指導は山本君。

指導中、「最初に間違っていると違う方向に行ってしまう。例えばA地点へ行きたいのにB地点を向いて歩いていたら目的地とは違う所へ行くだろう?」と。お、良い事言うねぇ~。つまり、ダラ~ンとした構えでは強い蹴りや突きが出ないのです。それを何回言っても理解しない子にはどうしたら良いか私も頭を悩ませております。セッティング、つまり構えでかなりの部分が決まります。凄く大事です。

続いて協応性(連動性)。
稽古後が終わってノーリミッツへ。今日はサイクル最終週で私にとっては重い重量を挙げます。疲れが溜まっていてどうかな?と思いましたがそこはスポーツクラブでは出来ない事を。つまりインターバル(休憩時間)を多く取りました。するとほぼ、クリアー。気持ちが良かったです。しかも、協応性がしっかり出ていたのでしょう。身体の一か所に負担が掛かる事無くどこにも痛みや疲れている様子がありません。帰り道は逆に身体が軽かったです。協応性が上手く出ていた証拠ですね。
これも空手に共通します。セッティングがしっかり出来ていて協応性が出来ていると凄く強い打撃を出す事が出来たり組手の動きもスムーズです。また、終わった後は身体が凄く柔らかくなり軽いです。

終了後に師匠の三土手さんとユーチューバーのぺーこさん。