空手道武現塾の石塚克宏です。以前も書きましたが私は空手道の補強の為にパワーリフティングを習っております。そして、試合に参加する事でトレーニングに対する意気込みも違いますし張り合いにもなります。
今日はそのパワーリフティングの県大会。昨年はドン底状態でしたので4年前の自己ベストに少しでも近づくべく気合いを入れてトレーニングにも試合にも挑みました。試合では3種目。凄く乱暴に説明すると次の通りです。
スクワット(肩の後ろにバーベルを担いでしゃがんで立ち上がる)
ベンチプレス(平らなベンチに寝てバーベルを挙げ降ろし)
デッドリフト(床に置いてあるバーベルを持ち、立ち上がりながら腰まで引き上げる)
それぞれ3回ずつ行い一番重い試技の合計重量をトータルとして競う競技です
結果…
スクワット140㎏…140㎏台をクリアーしたのは4年振り。
ベンチプレス95㎏…これは自己ワースト記録ですが今の肩の状態では上出来。練習では95㎏でやるとお尻がベンチから浮きまくり(これだと失敗試技)でしたのでヨシとします。
デッドリフト170㎏…1年半ぶりに170㎏台。第2試技の165㎏を挙げた時に重度の立ちくらみがして170㎏が挙がるかかなり心配でしたが集中力を高めて挑みました。終わってバーベルを降ろした時には脳に酸素が回っていなかったのか失神寸前で自分が今、どこにいるのか?何をやっているのか?と言う状態で何が何だか解らず少しの間、動けませんでした。
トータル…405㎏
今回は入賞も出来ませんでしたが今の状態では何とか目標重量がクリアー出来まして、まあまあ満足の行くものでした。今回は9試技全てクリアー。しかも赤判定が一つも付かなかった(恐らく)のも初めての事でした。しかし、これらは私一人で頑張ってもクリアー出来るものではありません。空手と同じです。一番は私にパワーリフティングを教えて下さっている師匠であるノーリミッツの三土手大介さん、セコンドに付いてくれてアドバイスをして下さった林さん、応援に来てくれた山岸さん、ノーリミッツの帰りに体のケアをお願いしている眞壁先生。また色々な事で協力して下さっている道場生であり指導員の山本君、土井君、飯尾さん、その他、道場生の皆さんお陰だと思っております。たくさんの方々の応援、協力があってこそ思い存分に自分の力が発揮出来るものだとつくづく感じております。
色々な人の中には相手と対戦しないパワーリフティングの試合だから楽でしょ?とか重量設定を軽くすればクリアー出来るでしょう?とか言う人がいるかもしれません。それは違います。学校の試験でも手を抜いても痛い目にはあいませんが誰も手を抜く人はいません。それと同じです。もし、手を抜く、諦めるのでしたらそれは「逃げ」です。私は逃げたくはありません。自分に負けたくありません。試合では常に今の己自身に挑戦したいと思っております。このように試合を通じて色々と考えさせられることがたくさんあります。それを私の中で消化し道場生に分かり易く指導に繋げて行きたいと考えております。
下記はTEAM I-CHIBA-N(チーム イチバン)の皆さんと(^^♪
おまけ(デッドリフト第3試技)