宿題

空手道武現塾の石塚克宏です。

型演武会&ワンマッチは1か月を切りました。今回の大会出場希望者では去年と比較するとですが撃砕部門は多い一方、大極1への参加希望者が少ないです。大極1へ出る子は入賞のチャンスが大\(^o^)/  しかし、ワンマッチになると尚更激減(-。-;  何か間違った指導でもしたんかいな?( ̄ー ̄)  でも、出場する子らには宿題を出しておきました。最も今まで家でやっとけと言ってもやる子は極少数派(-。-;

以前…、大野賢範君や片岡優一君らの時代は宿題を出すと完全にやってきた子がかなりいた記憶があります。そうすると次への課題を与える事が出来ます。しかし、今は家でやらなければならない事をやらない子が多いのです。ですので家でやる事を稽古の時間を使ってやらなくてはいけませんし、意欲が無い状態です。

例えばですが野球で例えるならバットの素振り。これは帰宅してからでも外でも出来ます。素振りをある程度やっていればバットスイングにも慣れてきますしバランスも良くなって来ます。すると少しのアドバイスでフォーム修正が出来ます。これと今回の宿題は同じです。色々な原因があるでしょうが私の指導方法に何らかの問題があるのか考えさせられます。

これと少しだけ似たような話を参議院議員の山田 宏さんの講演会で聞いた事があります。

誰もが知ってる某有名私立大学の医学部の部長と話をしていたら以前に比べて合格者のレベルが低い、と。仕方ないので大学側がお金を出して入学前に一定レベルまで勉強させるらしいです。高校でもっと勉強して欲しい、と大学側。高校で話を聞くと中学で もっと勉強を、と。中学で話を聞くと小学校でもっと勉強を、と。小学校 で話を聞くと幼稚園で落ち着いて席に座って話を聞ける状態にして欲しい、と。幼稚園で話を聞くと親御さんには赤ちゃんの頃に子供をあやして欲しい、あやされた子供は話している人の目をじっと見て集中力がある、との事です。しかし、ある親は「あやすって何ですか?」と(-。-;

世の中がそのようになっているのかなぁ?と思いますが幼稚園の先生の話には共感させれます。ある本でハーバード大学医学部の先生が親にちゃんとあやされた子はオキシトシンと言う物質(幸せホルモンと呼ばれている物質)をたくさん作れる云々の事を書いていました。成人になってからでも生産されるそうですが子供の頃に生産力は付くらしいです。もしかすると、昔よりベビーカー の普及や共働きなどで子供に接する時間が減って来たのが原因の一つかもしれませんね。

話は少し脱線しましたが強くなりたかったら、上手になりたかったら稽古するしかありません。それは大人も子供も同じですね〜。頑張りましょう\(^o^)/