空手道武現塾の石塚克宏です。
今日は穴川コミュニティーセンターでの少年空手教室から。
新しい子も二人入門して活気ある稽古。その二人は組手はまだ出来ませんので見学。今、白帯の低学年の子も一年が経ちましたので約束組手なんかでもほぼ出来ています。最も白帯レベルでの話ですけどね。その子らは私が宿題を出さないと自ら聞いて来ます。良い事です。その子らに合わせて課題を出します。ですので宿題を出すようになってから上達しています。もう少し大きなったら自分で考えられるようになると良いと思います。
タイトルの「指示待ち人間」。上記の低学年の子は別です。
今日の多賀城支部の責任者の方がFacebookで投稿していました。「そんな人にならない為にも自ら道を作る『武道』こそ現代の子供に必要だと思います。」と。
会社にもいますよね~。言われた事しかやらない人。だから進歩がない。下手すると「そんな事は聞いてませんよ!何で言ってくれないのですか?」と人のせいにするヤツもいます。周りとかを見て仕事しろよ!って言いたくなりますがそういう人種はスポーツでも仕事でも進歩しません。
武道なんかは昔から人の技を見て盗んで覚えろ!と言われて来ました。良い技だと思ったらその人の真似からやってみる。つまり、「学ぶ」は「真似る」から来ていると聞いた事があります。
20年以上の話ですが大人の黒帯でもいました。言われた技しか覚えない人。それ以外は体の大きさや力でねじ伏せるだけ。最初は聞かれてつい教えていました。するとその技しかやらないんです。少年部の高学年の子の方がマシです。
他の人は考えて私の所へ来て相談します。そこから新しい技が派生します。このように考える力があると 強さの幅が広がります。良い事ですね。だからこそ、「指示待ち人間」は作りたくないし私自身も常に考えて進歩して行きたいと思います。