空手道武現塾の石塚克宏です。先日、開脚クイズを出しておりました。その解答です。答えから言いますね。オレンジ帯の史奈ちゃんです。「ベターと開脚」とか言う巷で騒がれている事は蹴りに関してですがそれ程は重要ではありません。少しは関係ありますし柔らかい事に越したことはありませんけど。
脚を高く上げるには股関節の柔軟度は確かに必要です。しかし、加齢により体幹部が硬くなると骨盤をあげる体幹部の空間が少なくなるのです。私は高く上げれますが体が傾きます。
紫帯の園田君は体幹部が柔らかく骨盤は上がるのですが股関節は固いので傾きます。けど、写真を見てくれれば分かりますが凄く高く上がってますよね。股関節の柔らかさより体幹部の柔らかさが重要となります。
史奈ちゃんの股関節の柔軟度は私程では無いにせよ、かなり柔らかい方です。加えて体幹部の柔らかさがあるので体を傾けずに骨盤を上げる事が出来るのです。その結果、それらが上手く組み合い体を傾けずに上段の蹴りを放つ事が出来るのです。
けど、もう年だと思っている中高年のオッサン連中、諦めていけません。リポーズにより少しでも体幹部の柔軟は取り戻せます。根気良くやってみて下さい(^_-)-☆
上、「骨盤上げ」。廣戸聡一先生の「4スタンス理論バイブルエクササイズ編」より。