空手道武現塾の石塚克宏です。
今日は月曜日なので稽古はお休みです。また、4連休の敬老の日でもあります。
下記の写真は「日本の祝日カレンダー」より。
ネアンデルタール人の遺跡からもけが人などの介護の跡があったらしいです。種は違いますが同じ人類ですので優しい気持ちがあったのですね。
さて、敬老の日とは全く関係ない話です。
今更ですがソーシャルディスタンス。「社会的距離」と言うらしいですが武道の世界で言えば「間合い」。空手の組手ではタイミングやパワーなど色々な要素を必要とし、全てが大事ですがその中でも一番大事なのは「間合い」だと私は思います。今は稽古以外でも「間合い」が取れていて本当に心地良いです。
ずっと以前からスーパーの買い物などでもくっついて並んだり、ラーメン屋などでも肘が当たりそうで食っていたのが凄く抵抗がありました。スポーツクラブでもストレッチ・スペースがありますが私がやるリポーズは、結構スペースを必要とするので混んでくると隣の人が邪魔でした(隣の人も私の事が邪魔だったのでしょうけどね)。
しかし、今は並ぶにしても間隔はあるし、ラーメン屋などでも席を一つ置きに抜いてくれてるし、ストレッチ・スペースも白テープで間仕切りがしてあって自分だけのスペースを確保出来るので本当に快適です。
高校時代まではくっついて並んでも抵抗ありませんでした。いつの間にか「間合い」が欲しくなったのです。
一説によると剣道、ボクシング、空手など打撃系の人は相手との距離を取りたがるとの事です。逆に柔道、相撲、レスリングなどの組技系の人はそのような事は余り感じないとの事です。その事はあとから知りました。もしかすると私は空手をやっているのでその影響もあるかもしれません。
個人的な思いですが今のこの「間合い」はコロナ騒動が終わってもどうか続けて下さい、と言う思いです。
「間合い」とは関係ありませんがインフルエンザ患者も去年の同時期に比べて1000分の1以下との事らしいです。手洗い、店先での手の消毒も「ソーシャルディスタンス」も含めてコロナ終息後も続けて欲しいと思います。