コラム1

空手道武現塾の石塚克宏です。

新型コロナウイルスがかなり流行ってきました。千葉市内の中学校でも先生が感染してしまいました。このウイルスはSARSと同じように若い人は掛かりにくく、高齢者ほどかかりやすく、持病を持っている人ほど重篤者を出すようですね。
昨日、スポーツクラブの人と話をしていました。「感染した中学校の先生も、もしかして発症はしていないけど感染した生徒からうつされたかもしれないな。先生の方が被害者じゃねえの?」と。確かに。若い人は抵抗力があるしインフルエンザとは違い発症しにくいみたいですからね。
もう、インフルエンザと同じで手洗い、うがいなどを徹底するしか無いです。中高年は気を付けなければ”(-“”-)”。若くとも何か病気を持っているとか疲労が溜まっていて抵抗力の無い人は気を付けて下さいね。因みにインフルエンザだけでも毎年3000人以上が亡くなっているそうです。肺炎などを併発したら亡くなる人は万単位になるみたいです
今日の稽古はお休み。なので豆知識みないなものを書いてみます。 知っている人もたくさんいると思います。その場合は読み流して下さい。ウチのホームページに書いてあるプチコラムとはちょっと違います。

アクティブレスト。
数年前(2015年)にNHKでアクティブレストの事をやってました。疲れた時ほど、軽い運動をして血流を良くして疲労物質を除去するというのです。
でも、これはスポーツやってる人だったらずっと以前から聞いてますよね(^^♪ 私なんかも 20年以上前から。 何を今更って感じですが疲れてそのまま寝るので無く少しでも運動をって事です。帰宅してからウォーキングなどが出来なかったらストレッチや長風呂でも良いようです。
私は寝る前のリポーズで副交感神経が優位になりまくりなのでグッスリ寝れます。そして、翌日は快適です\(^o^)/

脳と身体
2020年2月11日Eテレ放送。「先人たちの底力」でやっていました。
脳科学者 茂木健一郎
『定期的に体を動かしていると認知症などにもなりにくいし、脳の機能が若く保たれる事はエビデンスでわかっている。
頭を健康に保つ為には体を動かさなければならない。
頭と体は関係無い、と思っている人は多いけど、いやいや、体の動かし方で頭のメンテナンスも出来ますよ。』て事です。また、
その番組で「忍者の心の鍛練法」というのもやっていました。何事にも動じない不動心は大事です。

不動心を妨げるものとして三病をあげている。

1、恐怖
2、敵を侮る
3、考えすぎ

まあ、当たり前の事ですが実践するとしたらちゃんとやらないと難しいですね。

このような事を考えると空手などの格闘技は脳にも非常に良いのではないか?と思えます。
上の三つの事は空手の組手にそっくり当てはまります。
1、恐怖があると体が膠着する。
2、敵を侮ると痛い目に合う
3、考えすぎると攻撃が出来なくなる。
また、「GO WILD」の著者、ハーバード大学のジョン・J・レイティ博士はベルトコンベアー方式で何も考えずに体を動かすよりクロスカントリーのように起伏がある所を走ったり、ゲーム性がある運動の方が脳にもより良い。その中でも武術がより脳の血流が良くなる、と言うような事を本の中で書いておりました。

それらの事を考えると空手は素晴らしい武道だと改めて思いました。

さて、三連休も終わります。明日から頑張りましょう~(^^♪