道場訓と空手家十ヶ条

空手道武現塾の石塚克宏です。
ある保護者から道場訓の問い合わせがありました。
旧武現塾道場には一般部用物を貼り出していましたが、レンタルスタジオやコミュニティーセンターの体育館ではそうはいきません。
下記が当道場の道場訓です。

少年部用。これは和道会高山支部で使っている物です。それを故 長瀬先生に教えて貰い、許可を得てウチでも使っている次第です。

一、履き物揃えます。

一、大きな声で挨拶します。

一、大きな声で返事をします。

一、決まりを守って我慢します。

一、勉強します。

次に中学生以上の一般部用です。大道塾時代から良いものなので、そのまま使ってます。現在の大道塾のは少し加筆、修正してます。
中学生以上の子はちゃんと覚えるように!

我々は空手道の修行を通じ、

強固なる精神力と体力を養い、

文に親しみ智力を練り、

もって人格の陶冶(とうや)をなし、

社会に寄与貢献(きよこうけん)せんと希う(ねがう)ものなり。

次は空手家十ヶ条です。元になったのは下記の写真です。これは私のパワーリフティングの師匠の三土手さんが作ったTシャツの背中に書いてる物です。

これをほんの少し変えて、作ってみました。そして、これも旧武現塾道場に貼ってました。勿論、三土手さんの許可済みです。

空手家十ヶ条

一、一つだけのフォームなど存在しない。自らのタイプに合ったスタイルで最高のパフォーマンスを得よ。

二、身体のケアを怠るな。身体のケアは稽古と同じくらい重要なものと心得よ。

三、日々の稽古、身体のケア、試合、その全てを楽しめ。そして、好きになれ。

四、忙しくて稽古できない? もっと忙しい人は山ほどいると自らに言い聞かせよ。

五、日々の研究、創意工夫の積み重ねが最高の結果を生むものと心得よ。

六、結果を出す稽古とは、緻密な計画に裏打ちされたものであると心得よ。

七、強くなったら試合に出るのではなく、強くなる為に試合に出よ。

八、素質があるから強いのではない。強くなった時に初めて素質があった事に気が付くのだ。

九、コンディションのピークは追い求めるものではない。呼び込むものと心得よ。

十、決して諦めるな、限界は自分が思っているよりずっと先にあるものだ。

これらは空手道やパワーリフティングだけで無く、全ての事、仕事や学校生活でも通じる事ですね。

改めて読んで気合いが入りました。精進します。