空手道武現塾の石塚克宏です。
今日はお休み。朝早くに倫理法人会へ。田沼隆志さんのご招待で参加させて頂きました。講師は何度か拝聴させて頂いた事がある参議院議員の山田 宏さん。
今回も素晴らしいお話で感動しました。講演が終わってからの朝食会の時に本人曰く「日本の事、安全の事を真剣に言うと右翼と言われる。」と。このままの言い方ではありませんが内容としてはこのような事でしたので笑ってしまいました。今の日本は誰もが平等、不平等を無くせ、と。弱者が余りにも声を大きく出し過ぎのような気がします。勿論、お年寄りや体の不自由な方など守らなければなりません。しかし、働けるのに生活保護を支給したりなどおかしな点がかなりあります。どちらかと言うと中道、真ん中より左翼っぽいような感じがします。だから、まともな事(世界では全くまとも)、例えば「私は祖国、日本と言う国が大好きです。」と言うとちょっと右翼っぽいね、と言われてしまうのです。講義の内容は下記にあります。勇気が貰え、やる気が出る講演内容でした。
下記は田沼隆志さんのブログの内容です。ちょっと長いのでお時間のある時にどうぞ!
「戦後の分岐点 〜国と企業の生き残りの条件」
今日、ハワイに行く。
ハリス・太平洋軍司令官と会ってくる。
72年間、平和だったが、そろそろ戦後が分岐点を迎えている。
「戦後」とは、アメリカがいれば大丈夫だ、と信じていた。アメリカによる平和。
しかしアメリカによる秩序を、よく思っていなかった国が、それぞれ自分の影響力を高めようとし始めた。
そして北朝鮮のミサイルなど、大変な時代になってきた。
7月に、北朝鮮のICBMが2発飛んだ。これでアメリカは大きく変わった。自分の脅威と、本気で考え始めた。
ワームビアさんが亡くなったこともあり、アメリカ世論は沸騰している。アメリカ軍部は完全に叩く方向で動いている。
中国共産党大会が10月15日。それ以降、年内に、実行する、と米軍関係者が言っていた。あとはトランプ大統領のサイン次第。10日で終わる。
はじめの一撃で、反撃能力を一瞬で消す作戦。でないと、日韓に甚大な被害が及ぶ。
アメリカへの脅威への対応。日本のためではない。
日本のメディアはまだ少しずれていて、対話を言っているが、もうその姿勢はアメリカにはない。
日本は72年、戦禍から無縁だった。
しかし世界が変わってきた。
誰もがヨーロッパは1つになると思っていたのに、イギリスが離脱。EUはドイツのEUになる。ロシアはウクライナやシリア。中国は東シナ海南シナ海を内海にし、ハワイから東西でアメリカと分割する。
その中で日本はどうするか?
日本はかつて260年鎖国していたが、ペリーが大砲をぶっ放して目が覚めた。
白村江の戦いで日本は大敗し、天武天皇は国を律令国家に改革した。古事記日本書紀を編纂し、国防の土塁を築いた。
海外からの大きな危機が、日本を変えてきた。今回も、どこまで目覚めることができるか?トランプ大統領という目覚まし時計が鳴っている。
江戸時代でも、目の覚めない人が多くいた。
江戸幕府の上層部や、各藩の上士は、大丈夫だと言っている。
しかし一部は、本当に危機と感じ、動いていた。
世界中は、防衛費はGDPの2%つかっている。
アメリカは3。5%。トランプはこれを4。5%にする、と言っている。
他の先進国も軒並み2%。
敗戦国の日本だけ1%。ドイツも1。2%だが、5年で2%まであげる。
PAC3は、12発撃てるが、弾は6発しか入ってない。お金がないから。
北のミサイルは、いくつか着弾する可能性がある。サリンや炭疽菌など。
SSM(地対艦ミサイル)はなかなか優秀。6発撃てるが、2発しか入ってない。実弾演習もなかなかできない。
日本は戦わない前提でお金を使わずにきた。
どうやってお金を生み出すか?
白村江の戦いでも、明治維新でも、そこから国の改革が始まった。
自分も杉並区長のとき、例外なく15%予算カットした。敵だらけになった。リコール運動が起こった。次当選できない、いや4年任期務められないと思った。
どんなことが起こるか、想像できなかった。時には素人もいい、思わぬ力が出る。
医師会の会合で、区長を呼んでおきながら、会長に経営能力がないと批判された。
そのとき、落選中に学んだ、サッチャーの自伝の言葉を思い出した。そして、会長の言う通りです。しかしそれは平時です。いまは有事です。みんなで穴を埋めなくちゃ!
どうせ俺は落選だ、とおもうと、「得るは捨つるにあり」じゃないが、気が楽になった。むしろ自分は反論しはじめた。
味方を作ろうとするから間違える。みんな敵でいい、と開き直る。いいや、クビにするならしろ。殺すなら殺せ。
この迫力で、引き下がらないと、みんな納得はしないが「そこまで言うなら…託してみよう」と徐々になった。そしてなんと、4年後の選挙で当選。
6年くらいやったら、やっと成果が出てきた。
日本も、どんなリーダーでも、その一瞬を超えるべきときがくる。
松下幸之助「かつてない困難からは、かつてない革新が生まれ、かつてない革新から、かつてない飛躍が生まれる。」
これから、かつてない苦難がやってくる。
しかし我々の先祖は乗り越えてきた。必ず乗り越えられる。
「変えられるものだけが生き残る」
そのときの注意は、変えてはならない、最後のものを、リーダーもメンバーも、共有しなければならない。
幕末のとき、それは何か?それは尊皇思想。天皇さえいれば、あとは何でもいい。
外来のものにも、たまねぎの芯がある。
山上おくら 好去好来。遣唐使たちに贈る言葉。スメラギの言霊の幸きわう国。
天皇皇后両陛下の写真を海外の人が見たら、
どうやって選ばれたのか?
いや、ワンファミリーだ、2600年。古い国なんだ。
そしたら、びっくり仰天!それは素晴らしい!それがエンペラーか。
どの国でも、そんなものがないので、羨ましい。
皇室をおかしいと言うのは、左巻きだけ。
伝統が大事。
男系が大切。たどっていくと、神武天皇にたどり着く。
愛子さまが女性天皇になることはあり得るが、ご主人が民間人だと、たどり着けなくなる。
女性宮家を朝日新聞がやろうとしているが、皇室の伝統が崩れてしまい、尊敬が薄れ、皇統
会社も、何を変えてはいけないのか、をきちんと把握すべき。
これからそれが問われる。
そして自分の会社を、一流を目指す。製品ではない。一流品を生み出す人間。
吉田茂元首相がかつてあるホテルで、「一流のホテルとは、汚したトイレを自分で拭く、そういう常連客が多いホテルが一流なんだ。そういうホテルを目指しなさい」
自分のことを自分でやる。公を大事にする。それが日本人の精神。
しかし戦後は、自分が大事。俺は金払ったんだから何してもいいんだ。
本来は、天が見ている、お天道様が見ている。
自分らしさ。それは自己主張ではない、先祖を大切にする、ということ。
かつてない飛躍を目指し、ピンチをチャンスに!
田沼さんのブログの内容でした。https://ameblo.jp/tanuma/