死生観の必要性

空手道武現塾の石塚克宏です。
今日は稽古が休みですが仕事がありますのでパソコンの前に座ってます(^^♪

先週の金曜日は四街道の県会議員の田沼さんと市議会議員の保坂さんに倫理法人会、経営者モーニングセミナーに招待されました。
開始時間は朝6時。早い!
でも、どこかの会場で毎日やっているようです。
今回はお二人がお話しするとの事なので駈け付けました。
最初は保坂さん。
凄く簡単に説明しますと、「命を大事にするという事はただ単に長生きする事では無く、充実した一生を送る事だ。」とお話しされていました。

次は田沼さん。

吉田松陰や西郷隆盛の話をしながらのお話。

終戦時、昭和天皇は腹をくくっていたのが分かります。外国の多くのトップの人はこのような時は命乞いをするのが普通らしいです(そりゃ、そうだ)。
しかし、昭和天皇は「私はどうなっても良いので国民を助けて下さい。」と。まるで我が子を思う親です(涙)。

こちらは鹿児島、知覧にある特攻隊の方の遺書のコピーです。田沼さんは知覧へ行った時に政治家になる事を決めたそうです。
これを読むとこの方は普通のお父さんです。
決して、戦争好きでもテロリストでも無いです。普通のお父さんです。普通のお父さんが国に命令されて家族の為に戦争に行ったのです。これを読むと涙が出てきます。どんな思いで旅立ったのか…。今、ウクライナや戦争が行われている地域の人も同じ思いの方が多数なのでしょう。

このような方々がいたからこそ、終戦後に日本領土の半分(長野県辺りを境目に)がソ連とアメリカにならずに私のようなのほほんとした者でも平和で暮らしてます(結果的に日本は負けましたが余り追い込むとマズいとなったとの事です)。関東に住んでいる方々はソ連人になっていた可能性があった訳です。 色々な説がありますけどね。

私は、このような方々に胸を張って報告できるように空手道を通じて道場生に肉体的、精神的な強さだけで無く、私自身も勉強しながら人としての育成に努めて行きたいと思います。